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  • さこうセレモニー

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人として

関わるのは行政の人と、私だけでした。 火葬を済ませた数日後、行政の方の手配と孤独なかたの最期のご葬儀をいつも、お布施の類は一切受け取らずにご葬儀を出してくれる心ある和尚様の御導きで、晴れてお送りすることが出来ました。 必要な葬儀道具を用意し、花瓶用の立派なお花を一対供え、立派な本堂で、一般のかたと何も変わらない形で葬儀が執り行われました。 いつもと違うのは、単なる一葬儀業者である私が、弔問の会葬者

おかあちゃん

ほぼ八十歳、の方が静かに旅立った。 身体的な理由で、記憶は子供のころのまんまだったそうで 最後まで、普段の口癖は「おかあちゃん!おかあちゃん!」で それしか言わなかったと、聞きました。 よっぽど、その方にとって記憶の中のおかあちゃんは、優しくていつも守ってくれる 大切な人だったんだろうなー、とジーンと来ました。 会えましたか? いまごろ、半世紀ぶりの再会を果たしていることでしょう。 下界の空は昨日

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